Windows 10 Mobileと新しいモバイルデジタルライフ

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Jan, 12

Microsoft、PC向けにWindows 10 Insider Preview Build 15002を配信

Microsoftは現地時間1月9日、Windows 10 Insider Preview Build 15002をFast ringに設定しているユーザー向けに配信しました。2017年最初のBuildです。今回もPCのみの更新となります。

概要

かなりの大型アップデートです。今回もてんこ盛りの内容です。

Microsoft Edgeに関するアップデート

Microsoft Edgeに幾つかの新機能が用意されました。

タブ プレビュー バー

タブの内容をプレビューしながら、簡単に追跡が出来ます。特に、同じサイトのタブが並んでいるときなど、タブの内容が判断しにくいときに有用です。

タブプレビューバーを使用すると、現在開いているページから離れることなくすべてのタブの内容をプレビュー表示で確認できます。

タブプレビューを開始するには、タブの横にあるシェブロンアイコン(V)をクリック。プレビュー表示はタッチやマウスホイール、タッチパッドでスクロールできます。

タブを取っておく事ができます

Microsoft Edgeのタブの横に、2つの新しいボタンが追加されました。タブのセットを保存しておくことで、いつでもそれらのタブを呼び出すことができます。すべてのタブをすばやく管理できるようになります。

ジャンプリストに対応

新しいウィンドウまたは新しいInPrivateウィンドウを、ジャンプリストから開くことができます。やり方は、タスクバーのMicrosoft Edgeのアイコンを右クリックして、目的のタスクを選択するだけです。

コンポーネントUI

新しいUWPアーキテクチャが導入されたことにより、安定性と入力レスポンスの向上や、遅いまたは引っかかるウェブコンテンツのために、ブラウザUIをより回復しやすくさせるのに役立ちます。

各動作に動作に問題がないか確認をし、問題が発生した場合はフィードバックを共有してください。

Adobe FlashのClick-to-Run

ユーザーが明示的に選択をするまで、デフォルトで信頼できないFlashコンテンツをブロックするようになりました。これにより、セキュリティや安定性、パフォーマンスが向上し、選択したオプションは保持されます。

詳細はMicrosoft Edge Dev Blogで確認ができます。

Web Payments

Microsoft Edgeは、新しいPayment Request APIのプレビューをサポートしています。Microsoft Walletに保存されている情報を利用してショッピングサイトでの決済が容易になりました。

これは開発者向けのプレビューであり、今後のフライトまで支払情報を処理しません。詳細についてはMicrosoft Edge Dev Blogを参照してください。

Microsoft Edgeのすべての変更履歴はここで参照できます。

スタートとシェルの改善

タイルフォルダー

スタートメニューのタイルをフォルダーにグループ化することができるようになりました。別のタイルの上にタイルをドラッグアンドドロップすることで、フォルダを作成できます。Windows Phoneで搭載されていた機能ですね。

共有機能の更新

Windowsの共有機能を再設計しました。新しい共有では、アプリケーション内に共有メニューがポップアップし、共有できるアプリケーションのリストが表示されます。このリストは利用者の使い方に基づいて変わります。

これまで共有機能に使用していた、Win + Hショートカットキーは削除されました。

画面領域のキャプチャ

OneNote 2016で人気のある、スクリーンショット機能が組み込まれました。

Win + Shift + Sのショートカットキーを使用すると画面の領域をキャプチャでき、OneNoteや他のアプリケーションに貼り付けることができます。この機能は、OneNote 2016の機能と置き換わります。

高DPIサポートの改善

管理コンソールなどが高DPIに対応したほか、一部のWindowsデスクトップアプリケーションで高DPI表示をデフォルトで有効にしていますが、他のGDIベースのアプリケーションでもこれを有効にすることができます。

これには、アプリケーションのEXEファイルのプロパティを開き、互換性タブからSystem(Enhanced)を選択肢、DPIスケーリングを有効にする必要があります。

ウィンドウのリサイズがスムーズに

ウィンドウのリサイズするときのアニメーションがスムーズになりました。GDIベースのアプリケーション(エクスプローラー、タスクマネージャー、メモ帳など)やUWPアプリケーション(GrooveMusicやOutlook メールなど)のウィンドウサイズを変更すると改善されたパフォーマンスが体感できることかと思います。

これに加えて、UWPアプリケーションのサイズを素早く変更すると、ウィンドウフレームの背景がフラットなベースカラーではなく、透明になるように変更されています。

デスクトップアイコンの配置とスケーリングを改善

デバイスをドッキング、ドッキング解除したり、DPIの異なるモニターでの操作などを行った後、デスクトップアイコンがスケーリングされてしまったり、配置されなかったりする事がありました。今回はこれに対処するためにロジックを変更したので、アイコンのスケーリングに影響を与える変更が加わると、システムがデスクトップのレイアウトを調整する方法が改善されているはずです。

VPNアクセスを簡略化

アクションセンターでVPNを選択した後、VPN設定を開くことなく、フライアウト内で接続をクリックすることができるようになりました。

アプリでのサインインダイアログの改善

複数のアカウントを持つユーザー向けに、アプリでのサインインを改善しました。新しいサインインダイアログには、利用可能なMicrosoftアカウント、職場や学校のアカウントが表示され、新規にアカウントを追加する機能があります。

タスクバーのカレンダーで太陰暦をサポート

簡体字または繁体字中国語のカレンダーを用いる人は、タスクバーのカレンダーを使用して現在のグレゴリオ暦の日付と一緒に太陰暦の日付を素早くチェックできます。特別な休日は、アクセントカラーで表示されます。

“設定>時刻と言語>日付と時刻”で表示する追加のカレンダーを選択します。

開発者と利用者のための通知環境の改善

より高いエクスペリエンスを提供するため、アプリケーション開発者に、アクションセンターで通知用のカスタムサブグループを作成する方法を提供します。

また、通知のタイムスタンプが間違っているような問題(スマートフォンなどからのデバイス間通知を受け取ったとき、PCがスリープ状態だった場合など)に対処するため、開発者は通知のタイムスタンプを無効にすることもできます。

これらの新機能の活用方法についての記事を、the Tiles adn Toasts blogで確認できます。

Windows Inkの改善

ハイライトコントロールを更新して、Windows Inkペンや鉛筆でどの色が選択されているかを視覚的に示しました。これはWindows Inkワークスペース上で試すことができるほか、他のアプリでもWindows 10 Creators Update SDKの今後のアップデートで利用できるようになります。

更に、スケッチパッドとスクリーンスケッチにポイント消去を搭載しました。つまり、ストローク全体を削除するか、一部を削除するかを選択することができます。消しゴムのアイコンをタップすることで、希望するオプションを選択できます。

また、タスクバーにWindows Ink ワークスペースアイコンがある場合、すべてのモニターのタスクバーに表示されるようにしました。アイコンをクリックしたモニター上でWindows Ink ワークスペースが起動するようになります。

Cortanaの改善

Cortanaのアプリ固有コマンドを簡単に見つけられるように

幾つかのアプリでは、Cortanaのコマンドを利用してラジオを直接起動したり、映画を再生したり、レシピを探したりすることが出来るよう作られています。

これらのコマンドをサポートするアプリでは、Cortanaにアプリ名を入力すると推奨されるコマンドをバブルアップし、その特定の提案をクリックすると、そのコマンドでアプリが起動されます。

もちろん、あなたがそのコマンドを覚えれば、単にCortanaにそれを言うことで利用することもできます。

どのアプリがこの機能を追加したかわからない場合、この便利なストアコレクションをチェックしてみてください。Better with Cortana!

この機能を使うためには、アプリをダウンロードしたあとに一度起動し、少し待つ必要があります。

リマインダーの再起オプション

Cortanaのリマインダーを毎月・毎年に設定するオプションが追加されました。毎月の支払いや、記念日のリマインダーに最適です。

Cortanaを呼び出すキーボードショートカットの変更

リスニングモードでCortanaを呼び出すショートカットキーがWin + Shift + Cから、Win + Cに変更されました。このショートカットはデフォルトではオフになっています。今すぐ使用する場合は、Cortanaの設定にオプションがあります。

Win + Shift + CはWindows 8アプリのタイトルバーに表示される、チャームメニューを開くために使用されます。

アクセシビリティの改善

包括的なエクスペリエンス

Windows Out-Of-Box-Experience(OOBE)チームは、人々が初めてPCをセットアップする方法を再考するために取り組んでいます。

目標は、よりシンプルで使いやすいようにして、すべての人が新しいPCを個別に設定できるようにすることです。この目標を達成するため、これまでに数多くの改良を加えましたが、次のレベルとして、さらに多くの人々が使えるようにCortanaを使って口頭での応答(※質問時)が行えるようにしたいと思っています。

この新しいエクスペリエンスは進行中のものです。まだ古いOOBEページを含む場所が幾つかあり、CortanaはPCのセットアップを十分に手助けすることができません。OOBE中にフィードバックHubにアクセスすることはできませんが、デスクトップに到達したらクエストを完了し、フィードバックHubでフィードバックをしてください。

※セットアップ時の質問は、Cortanaがサポートする言語で動作します。Cortanaをサポートしていない言語については、音声機能無しで利用することもできます。

来週、この体験を簡単に試してみるために、ビルド15002のインストールメディア(ISO)を利用できるように取り組んでいます。

ナレーターがWindows PEとWindows REをサポート

Windows PEで起動したら、15~20秒待ってからCtrl + Win +Enterを使用してナレーターを起動することができます。

このビルドのISOが利用できるようになれば、USBドライブなどで起動可能なメディアを構築し、この機能を試すことができます。

※全てのオーディオデバイスがサポートされているわけではありません。Windows PE/REではPC用のWindowsオーディオドライバは全て利用できないため、USBヘッドセットがオーディオの推奨オプションとなります。尚、ナレーターのタッチはOSのインストール中にサポートされません。

Windowsでの点字サポート

“設定>簡単操作>ナレーター”に点字のサポートをダウンロード出来る新しいボタンが用意されました。このボタンが表示されている間、この機能はまだ動作しません。

点字のサポートについては、今後の投稿でお知らせします。

ナレーターのショートカットを変更

ナレーターの誤起動を減らすため、Win + EnterからCtrl + Win + Enterに変更されました。

ナレーターの改善

スキャンモード利用時のナビゲーションをいくつか改良しました。

特定のレベルの見出しに移動するには、見出しレベルの番号を入力します。さらに、HomeキーとEndキーを押すことで、それぞれテキスト行の先頭と最後に移動することができます。Ctrl + HomeとCtrl + Endを押すと、Webページなどのコンテンツの最初または最後に移動できます。

ハイコントラストでのUWPアプリケーションの読みやすさが向上

多くのUWPアプリはハイコントラスト向けに調整されていません。その為、Windows 10 Anniversary Updateにおいて、テキストの後ろに不透明なレイヤーを表示することでWebサイトの読みやすさを向上させたのと同じアプローチを取って、UWPアプリ上でもテキストの後ろに不透明なレイヤーを表示し、半透明のUIを完全に不透明にするようにしました。

さらに、Windows Inkでもハイコントラストで使用する際の豊富なカラーレンジをサポートしています。

Windows Defenderの改善

  • クイックスキャン、高度なスキャン、フルスキャンを実行するための新しいオプション
  • デバイスパフォーマンスとヘルススキャンは、PCの健康状態に関するレポートを提供します
  • 家族向けオプションは視覚的な改善をもたらし、ファミリーのセットアップまたはデバイス情報の表示のための、コンテンツやアプリケーションへのリンクを提供します
  • 設定でアプリの設定を変更したり、アプリの詳細を確認したりできます
  • バグの修正と改善

PCの動きが悪くなったり、クラッシュしたり、Windowsアップデートが利用できなくなった場合は、Windowsをリフレッシュするオプションが役立ちます。これによりWindowsが再インストールと更新がされ、ほとんどのアプリケーションは削除されますが、個人用ファイルとWindowsの設定は保持されます。詳細はフォーラムを参照してください。

設定の改善

必要な設定を見つける助け

  • 設定ページにサポートやフィードバック、及びその他の関連する設定がある場合、それらへのリンクを追加情報として提供するようになりました。(ウィンドウサイズに依存)
  • システム設定リストが長くなっていたので、アプリに関する設定を、システムからアプリという新しいカテゴリに移動しました。
  • ページをパンすると、各設定カテゴリのランディングページのヘッダーがそのまま残ります。

デバイス設定の更新

Bluetoothと接続中のデバイスのページを組み合わせ、デバイス・周辺機器を管理する単一の場所を提供します。

デスクトップとモバイルの両方で使い慣れたUIを使用して、Bluetoothデバイスやワイヤレスドック、Xboxコントローラーおよびメディアデバイスを全て同じ場所から検出・管理を行うことができます。この設定ページからBluetoothオーディオデバイスを解除・再接続する機能も提供されています。

新しいディスプレイ設定

ディスプレイ設定のメインページから直接解像度を変更できるよう、様々な変更が行われました。

ブルーライトカット

夜間にブルーライトの量を自動的に下げることができるようになりました。日の出、日の入りに合わせて設定もしくはカスタムスケジュールを使用する場合は、”設定>システム>表示”から行えます。手動制御を行いたい場合は、”設定>通知と操作”で有効にすることができます。

アプリケーション毎のSurface Dialの設定

開発者はアプリケーション内でSurface Dialを使用する際のカスタムツールを提供することができます。これに加え、個々のアプリケーションのデフォルトツールセットをカスタマイズできます。(Word 2016ではCtrl + Del、Sticky NotesではCtrl + Tabなど、特定のアプリケーションにとって重要なキーボードショートカットを設定できます。)”設定>デバイス>ホイール”から設定を試してみてください。また、カスタムツールクリエイターも更新し、多くの一般的な記号を含むキーボードショートカットを設定できるようになりました。

個人用設定で最近使った色をサポート

過去に利用したアクセントカラーが表示されるようになりました。”設定>個人用設定>色”に「最近使った色」セクションが追加されています。

Windowsテーマの管理

設定とコントロールパネルの統合の一環として、テーマの管理がコントロールパネルから設定アプリに移動しました。”設定>個人設定”で確認できます。

クロスデバイス設定の改善

Anniversary Updateでは、開発者がクロスデバイスエクスペリエンスを作成できるようになりました。ユーザーは”設定>プライバシー>全般”でこの機能を有効・無効にできます。

ビルド15002では、それらの設定を独自のページに移動しました。”設定>システム”の新しい項目に「クロスデバイスエクスペリエンス」が用意され、新しいデバイスを追加して、マイデバイスまたはEveryoneを切り替えることができます。

イーサネットでの従量制課金接続のサポート

“設定>ネットワークとインターネット>イーサネット”に「従量制課金接続として設定する」オプションが追加されました。モバイルネットワークやWi-Fi接続時と同じように、一部のアプリケーションからバックグラウンドデータの使用を制限することができ、イーサネット接続でのデータの使用方法をより詳細に制御できます。

高精度タッチパッドの改善

音声コントロールの調整

3本または4本指でスワイプで音量をコントロールすると、音量を変更しながらボリュームコントロールのUIが表示されます。ジェスチャーも調整されているので、音量を大幅に変更する際のスワイプ量も少なくなっています。

タッチパッド設定ページの改善

フィードバックに基づき、タッチパッドの設定ページのUIを改善しました。

3本指でのスワイプと、4本指でのスワイプの2つの新しいグループを作成し、検索用語を更新してより発見しやすくなっています。また、タッチパッドの設定で、名前の横にアイコンが表示されていなかった問題を修正しています。

ブルースクリーンがグリーンスクリーンになりました

Windows Insiderと現行ビルドの区別を簡単にするため、ブルースクリーンエラーの表示を緑色に変更しました。リリース版では引き続き青色となります。

Hyper-Vで仮想マシンのクイック作成

仮想マシンをより迅速かつ簡単に作成できるようになりました。

Hyper-Vマネージャーを開き、クイック作成をクリックすると、シンプルなウィザードを用いた仮想マシンのセットアップが行えます。仮想マシンが作成されると、確認ページで仮想マシンを立ち上げたり、詳細設定を行うことができます。

これはまだ進行中なので、意見を聞かせてください。

アップデートエクスペリエンスの改善

  • PCの更新を最大で35日間一時停止できるオプションが追加されました。Windows Updateの詳細設定ページで設定できます。この機能は、Professional、Education、EnterpriseのWindowsで利用できます。
  • Windowsを更新するとき、ドライバのアップデートを含めるかどうかを選択できるようになりました。この機能は、Professional、Education、EnterpriseのWindowsで利用できます。
  • Windows Updateの設定に新しいアイコンを追加しました。更新情報がひと目でわかりやすくなります。このステータス表示エクスペリエンスは、新しいWindows Defenderダッシュボードのものと一貫しています。
  • PCのディスプレイがプロジェクションなどの為に積極的に使用されているかどうかを検出し、再起動を回避するためにロジックを改善しました。
  • HomeエディションのWindowsを搭載したInsiderは、アクティブ時間に18時間以上を設定できるようになりました。

ビジネス向けのWindows情報保護の改善

リムーバブルディスクへの作業ファイルの配置

ワークファイルをリムーバブルディスクに保存すると、暗号化による影響で異なるデバイス上のファイルにアクセスできません。その為、ワークファイルをリムーバブルディスクに簡単に転送できるようにするためのプロンプトが追加されました。

  • Windows Information Protection(WIP)で暗号化されたファイルをリムーバブルディスクにコピーするとき、ファイルをワークファイルとして保持するか、パーソナルに変換するか、またはコピーをキャンセルするかどうかを尋ねるようになりました。
  • Windows Information Protection(WIP)で暗号化されたファイルをリムーバブルディスクに保存するとき、ファイルをワークファイルとして保持するか、パーソナルに変換するか、または別の場所に保存するかを尋ねるようになりました。

パーソナルアプリ上の作業ファイル向けのダイアログ

エンタープライズ環境で使用できるよう許可されていないアプリケーションでワークファイルを開く時、警告メッセージを表示します。

許可されていないアプリケーションでWIPファイルを開くと、そのファイルがワークファイルであり、許可されていないアプリケーションではパーソナルに変換できないことを通知します。

Windows Information Protection(WIP)についてはこちら

特定のWindows 10デバイスでの、電力使用の実験

バッテリー寿命を改善するための実験を行っています。

実験の構成によっては、タスクマネージャーに「throttled」とレポートされたアプリケーションが表示されることがあります。この実験ではユーザーエクスペリエンスに顕著な影響は無いはずです。

この実験をサポートするために、バッテリーフライアウトに新しいパワースライダーが表示されることがあります。

IMEの改善

言語バーを使用するときのPinyin入力設定へのアクセスを改善

ビルド14986ではIMEモードインジケーターで適切な設定にアクセスすることが簡単になっています。今回のビルドでは、IMEの設定を開くための設定アイコンが更新されたため、言語バーを使う人にも同じことが言えるようになります。

Pinyin入力での新しい設定ページ

Microsoft Pinyin入力の設定ページを改訂しました。5つのカテゴリに分かれており、探している設定を簡単に見つけることができます。

Pinyin入力のホットキー

IME使用時のキーボード操作性向上のため、いくつかの新機能が追加されました。

  • 候補ウィンドウスイッチキーの設定
  • 中国語・英語の句読点スイッチ
  • デフォルトの句読点モード
  • フル・ハーフ幅スイッチ
  • デフォルト・ハーフ幅モード
  • 簡体字・繁体字中国語出力スイッチ
  • 第2、第3候補の提案

“Microsoft Pinyinの設定>キー”でこれらの新しいオプションについて学ぶことができます。Ctrl + Shift +Bで絵文字パネルを開くことができるようにもなりましたので、候補ウィンドウを表示せずとも直接開くことができます。

学習したフレーズのローミング

前回のビルドではMicrosoft Pinyin IMEで自己学習フレーズのインポートとエクスポートが可能になりました。今回はその延長として、デバイスがMSAに接続されている場合、自己学習されたフレーズはMSA接続された全てのPC間でローミングされます。

Microsoft Pinyin IMEでの予測絵文字、ステッカー

Ctrl + Shift + Bで絵文字パネルを表示する新機能に加え、絵文字パネルの外観を更新しました。これにより、探している絵文字や顔文字、シンボルをを簡単に見つけることができます。

また、ステッカーのセクションが追加されました!ステッカー入力をサポートするアプリでは、ステッカータブが表示されます。加えて、入力した単語に基づいて絵文字やステッカーを提案します。

複雑な入力をより簡単に

Pinyin入力ではUまたはVから始まるものが無いので、これまでは英語の提案をしていましたが、Pinyinがどのように書かれているかを知ったことで、今回からUモードとVモードと呼ばれる新しいモードを追加することになりました。

Uモードでは複雑な文字を入力するのと同じように、高度な入力機能が使用できます。Vモードでは、通常入力が容易ではないコンテンツ(2016年6月6日”, “十三时三十分”, または “壹仟贰佰叁拾肆”)を入力できます。

IMEをオンにして、「u」または「v」を入力すると、利用可能なオプションに関するヒントが表示されます。

名前入力モード

人名はよく使われる単語ではないので、正しい候補が表示されないことがあります。その為、Microsoft Pinyin IMEでは名前入力モードを導入しています。

名前入力モードでは、通常の予測変換ではなく、すべての候補が人名辞書から取得されます。「;」キーを押して(ダブルPinyinモードではShift + ; を押します)からrキーを押して名前入力モードに切り替えます。

カスタムダブルPinyinスキーム

カスタムのダブルPinyinスキームを追加、編集、削除ができるようになりました。ダブルPinyinは入力を高速化するショートカットを作成するメソッドです。

これを利用するには、Pinyinスタイルをフルからダブルに切り替える必要があります。

日本語入力メソッドの改善

  • IMEがオンまたはオフになると、画面の中央に現在の入力モードが大きく表示されます。これは間違ったモードで入力してしまうのを防ぐのに役立ちます。このインジケーターはIMEの設定でオフにすることができます。
  • 文字列の長さを変更して、デフォルトで3つの予測候補を表示しました。これは以前に長さを調整した人には影響がありません。IMEの”詳細設定>予測入力”でオプションを選択できます。
  • 英単語を予測候補として頻繁に表示するようにロジックを変更しました。

Windows Insider Program Webサイトの更新

ランディングページから順に、Windows Insider ProgramのWebサイトを新しいコンテンツで更新し始めています。フィードバックはこちら。(フィードバックHubが起動します)

PC向けの修正内容

20項目の修正内容があります。

ディスプレイや表示関連の問題や、アクションセンターの信頼性、その他予期せぬエラーの改善が含まれています。mspaint.exeのPaint 3Dへの再ルーティングが削除されています。

PC向けの既知の問題

18項目の問題があります。

Cortanaのデバイス間通知が機能しないほか、Miracastセッションの接続失敗、その他細かな不具合のほか、Netflixアプリの不具合や、DPI設定150%でUWPアプリがクラッシュするなどのアプリに関する問題が多くあります。

ひとこと

今年初めてのビルドとなりました。しばらくPC向けの更新が続いていますが、モバイルのInsiderの方もPCの更新に目を通しておいても損はないかと思います。

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