Windows 10 Mobileと新しいモバイルデジタルライフ

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Jan, 30

Microsoft、PC向けにWindows 10 Insider Preview Build 15019を配信

Microsoftは現地時間1月27日、Windows 10 Insider Preview Build 15019をFast ringに設定しているユーザー向けに配信しました。今回はPCのみの更新となります。

概要

主にゲームモードに関する新しい機能を試すことができますが、それとは別にゲームプレイに影響を与えるプラットフォーム関連のバグがありますので注意してください。そのようなバグのため、このビルドをリリースするかどうか多くの議論をしましたが、フィードバックが必要なため結果としてリリースすることになりました。現在そのプラットフォームのバグを修正中です。

Xboxゲーム

ゲーマーのための幾つかの素晴らしい新機能がロールアウトされています。

ビームストリーミング

Windows + G(ゲームバー)からゲームのブロードキャスティングが行えます。

設定にゲームセクションが追加

ゲームのための設定が、Windows 10の設定アプリに追加されました。Xboxロゴが目印です。

ゲームバーやゲームDVR、ゲームモード、そしてブロードキャスティングとストリーミングに関する新しい機能の設定を見つけることができます。本ビルドではまだすべての要素が表示されるわけではありませんが、引き続き開発・展開を行っていきます。

ゲームモード

ゲームモードはパフォーマンス向上の為にWindows 10 PCを最適化することを目標としています。ゲームモードを有効化するには、”設定>ゲーム>ゲームモード”から有効にしてください。ゲームバー(Windows + G)から設定ボタンを選択することで、UWPおよびWin32のゲームタイトルごとにこの機能を有効にすることができます。

Insiderの皆様のご意見お待ちしています!

ゲームバーのフルスクリーンサポートの改善

新たに17タイトルのサポートを追加しました。ゲームバーから録画やスクリーンショットをお楽しみください。

  • Battlefield 3
  • Call of Duty: Black Ops 2
  • Call of Duty: Black Ops 2 – Zombies
  • FIFA 14
  • FIFA 17
  • FIFA Manager 14
  • Grim Dawn
  • Guild Wars 2
  • Left 4 Dead 2
  • MapleStory
  • Paragon
  • Payday 2
  • Rocket League
  • The Elder Scrolls Online
  • The Sims 4
  • Tom Clancy’s Rainbow Six Siege
  • Warface

※ゲームバーの設定からこの機能を制御できます。フルスクリーンゲームをプレイするときにゲームバーを表示するチェックボックスを探してください。最高のパフォーマンス設定に調整する方法については、Major Nelsonの記事をご覧ください。

Microsoft Edgeの更新

電子書籍の音読機能の搭載

電子書籍を開き、右上にある「read aloud」ボタンを押すことで、Microsoft Edgeが音読を行います。ストアの書籍と非ストアのEPUBファイルで利用できます。

※サポートされる言語(ar-EG, ca-ES, da-DK, de-DE, en-AU, en-CA, en-GB, en-IN, en-US, es-ES, es-MX, fi-FI, fr-CA, fr-FR, it-IT, ja-JP, nb-NO, nl-BE, nl-NL, pt-BR, pt-PT, sv-SE, tr-TR, zh-CN)

Microsoft Edgeと絵文字

絵文字を更新し、フルカラー表示になりました。

OOBEについて

WindowsのOut-Of-Box-Experience(OOBE)チームは、初めてのPCのセットアップ方法を再考し続けています。

プライバシー

このビルドでは新しいプライバシー設定が含まれています。詳しくはTerryの記事で。

Wi-Fi キャプティブポータル

キャプティブポータル(ネットワークを利用時にWebブラウザを利用して認証を行う方式。コンビニなどの無料Wi-Fiサービスで利用されています。)のWi-Fiネットワークをサポートするようになりました。このようなWi-Fiスポットに接続すると、軽量なブラウザに移動し、接続設定をしてインターネットにアクセスできるようになります。

MSAのサインイン・サインアップ

OOBEでのMicrosoftアカウント(MSA)のサインイン・サインアップが新しいデザインに更新されます。

Windows Helloの登録

Cortanaのナレーションと音声入力をサポートしており、ユーザーは新しいデザインのインプリメンテーションを用いてWindows Helloに登録することができます。

音声の更新

音声は声優によって記録されるので、イントネーションがよく、非常に親しみやすいことでしょう。

字幕

視覚障害者・難聴者向けにCortanaの音声つきOOBEと字幕をサポートしています。

バグ修正

視覚的な更新や、かなりの数のバグを修正しています。

ブルーライトカット機能をnight lightと呼ぶように

ナイトライト機能に改名をしました。

次のような問題の修正も行いました。

  • アクションセンターのクイックアクションを右クリックして設定を選択すると、ナイトライトの設定ではなく設定のホームが表示されていた問題を修正。
  • スリープからの復帰や、新しいモニターを接続したときに設定が正しく適用されない問題の修正。
  • ナイトライトが有効になっているときにデバイスを起動した後、エクスプローラーがハングアップする可能性があるのを修正。

Hyper-Vで仮想マシンのウィンドウサイズを変更

ゲストOSを拡張セッションモードで実行している場合、仮想マシンのウィンドウサイズに合わせて解像度が調整されます。

アクションセンターにダウンロードの進行状況を表示

ストアからダウンロードしているアプリやゲームの進行状況をアクションセンターで確認できます。

トラブルシューターの改善

コントロールパネルのトラブルシューティングセクションが設定アプリに移行されました。”設定>更新とセキュリティ>トラブルシューティング”から参照できます。

ITプロフェッショナル向けに高DPIサポートの向上

ビルド15002でGDIベースアプリケーションの高DPIスケーリングを、システムスケーリングでオーバーライドするオプションを追加しました。本ビルドでは、この互換性設定をWindows ADK for IT Professionalsで有効・無効にできるようになり、幅広いPCで調整が行えるようになります。

PC向けの修正内容

  • Xbox 360とXbox Oneのコントローラーを接続すると、DWMがクラッシュし、ディスプレイがちらついたり黒く表示されたりする問題を修正。
  • 特定のゲームでAlt + Tabを使用して別のウィンドウにフォーカスすると、フォーカスされたウィンドウとゲームのフリッカーの両方が表示される問題を修正。
  • Microsoft Edgeでナレーターを用いている時、「表示されているアイテムがありません」と聞こえる場合があるのを修正。
  • Web Noteで選択したテキストの上に貼り付けを行うと、Microsoft Edgeがクラッシュする問題を修正。
  • Microsoft EdgeでTwitch.tvのストリームを視聴できないことがある問題を修正。
  • Microsoft EdgeがPDFを共有する際にクラッシュする問題を修正。
  • Microsoft Edgeの電子書籍ビューワーを更新。画像をクリックすると、Ctrl + マウスホイールでズームが行なえます。
  • ハンガリーのキーボードを使用している時にF12デベロッパーツールで[を入力しても機能しない問題を修正。
  • カスタムスケーリング設定はコントロールパネルからディスプレイ設定のサブページに移行しました。
  • 高DPIデバイスでタスクバーのプレビューアイコンが予期せず小さくなっていた問題を修正。
  • タッチキーボードでピリオドキーを押したままにすると、ラテン語の言語(英語、ドイツ語、フランス語など)の省略記号の子キーが追加されます。
  • タブレットモード時、特定のUWPアプリケーションで、テキストボックスの外をタップしてもタッチキーボードが無効にならない問題を修正。
  • 新しい互換性オプションでの誤植を修正し、GDIベースアプリケーションのDPIスケーリングの動作をオーバーライドしました。
  • 新しくピン留めしたセカンダリータイル(設定ページなど)が予期せず最近追加されたリストに表示される問題を修正。
  • スタート画面のフォルダー内でタイルを移動する際のアニメーションを改善。フォルダーの最後のタイルをフォルダタイルと同じ行にドラッグできない問題を修正。
  • 「Cortanaさん」機能を利用すると、SpeechRuntime.exeが予期せずCPUを使用してしまう問題を修正。
  • 最大化されたメモ帳でスクロールバーが反応しない問題を修正。
  • Altキーを押してメニューバーにフォーカスしたあと、Ctrlキーを押すか、子ウィンドウをクリックすると特定のアプリケーションが反応しなくなる問題の修正。
  • 以前に一度タイプしてCortanaを介して開かれたUNCパスを、ゆっくりとタイプするとCortanaがクラッシュする問題を修正。
  • デフォルトアプリを選択でアプリをクリックしたときに設定がクラッシュし、ストアでアプリを探すオプションが選ばれていた問題を修正。
  • テーマ設定ページにストアへのリンクが追加され、ダウンロードできるテーマが増えました。
  • 「開く」ダイアログ上でフォルダ名を変更して開くと、一部のアプリケーションがクラッシュする問題を修正。
  • Win + Shift + Sを使用したあと、複数のSnipping Toolプロセスが開いてしまい、停止するためにEscを押す必要があった問題を修正。
  • フォルダを別のパーティションにコピーまたは移動する際、+sなどの特定のファイル属性が失われてしまう問題を修正。
  • 特定のフォントでコマンドプロンプトを使用すると、conhost.exeが予期せず多くのCPUを使用してしまう問題を修正。
  • カスタマイズされたアプリケーションをアルファベット順に一覧表示するよう、ダイヤルの設定を更新しました。
  • Windows Inkでポイント消去をしてからやり直しを行うと、Inkが予期しない順序で再現される問題を修正。
  • Screen Sketchのコピーの信頼性を向上。
  • マウスやキーボードが数秒間応答しないことがある問題を修正。
  • タブレットモードに切り替えたとき、特定のアプリケーションがクラッシュする問題を修正。
  • タスクバーの時計とカレンダーフライアウトで、仮の予定または外出中設定したイベントが、空き時間として表示されていた問題の修正。
  • スライドショーモードで複数のフォルダを選択した場合、スライドショーが動作しない問題の修正。
  • テーマ設定に移動したり、テーマ設定に戻ったりするとページが点滅する問題を修正。
  • Bluetoothとその他のデバイス設定ページで、予期せず「Systemsettings.Viewmodel.settingentry」と表示されていた問題を修正。
  • 設定の信頼性を向上。
  • zh-tw表示言語で、発音ソートを利用すると、ロック画面で時計が表示されない問題を修正。
  • 左右のボタンがより見えるようにバーチャルタッチパッドの見た目を調整。
  • Netflixアプリが起動時にクラッシュしたり、特定のハードウェア環境でクラッシュする問題を修正。
  • ゲームDOTA2が正常に起動するように。

PC向けの既知の問題

  • このビルドをダウンロードするときに表示される進行状況インジケータは破損しています。0%または他のパーセンテージで立ち往生しているようにみえるかもしれません。インジケータは無視し、忍耐強く待ってください。問題の詳細はフォーラムで確認できます。
  • 本ビルドに更新後、Spectrum.exeのノンストップ例外が発生し、音が鳴らなくなり、ディスク使用率が非常に高くなり、特定のアプリが反応しなくなることがあります。回避するには”C:\ProgramData\Microsoft\Spectrum\PersistedSpatialAnchors”を削除して再起動してください。詳細はフォーラムで確認できます。
  • 一部のInsiderは新しいセキュリティモデルの実装により、Googleサイトへの接続に問題が発生することがあります。InPrivateタブからこれらのサイトにアクセスできます。
  • Microsoft Edgeの拡張機能はこのビルドでは動作しません。
  • Microsoft EdgeのF12ツールがクラッシュしたり、ハングアップしたり、入力を受け付けなかったりします。
  • Microsoft Edgeの「Inspect Element」及び「ソースを表示」プションはそれぞれ正しく起動しません。
  • 設定のメインページに予期せず「Mixed Reality」エントリを表示します。
  • 一部のキャプティブポータルWi-Fiネットワークは、OOBEでの接続に失敗することがあります。
  • OOBEのWi-Fi部分のYes/No音声コマンドがうまく動作しません。
  • Quicken 2016は.NET 4.6.1がインストールされていないというエラーで動作しません。レジストリエディターに精通しているのであれば、以下のレジストリキーのversionの値を、4.7.XXXXXの代わりに4.6.XXXXXに編集することで回避できます。(レジストリを編集する際は十分に注意してください。)
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\Client
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\Full
  • すべてのアプリリストから、スタートのタイルへドラッグで固定することができません。アプリを右クリックしてから「スタート画面にピン留めする」を選択してください。
  • Tencent製のアプリやゲームがこのビルドで動いたり動かなかったりします。
  • PCが組織によって管理されていなくても、Windows Updateの設定で「一部の設定は組織によって管理されています」と表示されることがあります。
  • 一部のPCでは、オーディオは「デバイス使用中のエラー」でときどき動作しなくなります。オーディオサービスを再起動すると少し修正する可能性があります。
  • アクションセンターは色がついていないと、空白か透明で表示されることがあります。これに遭遇したときは、タスクバーの位置を変更してみてください。

ゲームに関する既知の問題

  • プラットフォームの問題があるため、ポピュラーなゲームでクラッシュしたり黒い画面が表示されることがあります。
  • Win32のデスクトップゲームで特定の要素をクリックすると、ゲームが最小化され、元に戻すことができません。
  • ゲームモードはデフォルトで有効ですが、設定のオン・オフトグルでは、ユーザーが手動でオンにするまでオフであると間違って表示されます。
  • ゲームバーでBeamにブロードキャストするには、多くのプライバシー設定を変更する必要があります。詳しくはフォーラムの投稿をご覧ください。
  • 特定のハードウェア環境で、ブロードキャスト中にゲームバーのキャストライブのプレビューウィンドウが緑色に点滅することがあります。ブロードキャストの品質には影響しません。

ひとこと

PCでゲームを楽しんでいるユーザーにとっては非常に興味深い更新内容となりました。ゲームに対してWindows側から歩み寄るような形となり、最適化によるゲームパフォーマンスの向上を目指しているのはゲーマーにとっては喜ばしいことです。

Creators Updateでの目玉機能のひとつとなることでしょう。今後の動向が楽しみですね。

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