Windows 10 Mobileと新しいモバイルデジタルライフ

Jan, 06

MADOSMAを見つめ直す第1回 ― MADOSMA Q501ってどんな機種?

Windows Phone 8.1搭載のスマートフォンとして2015年に登場したMADOSMA Q501。国内向けとしてはIS12T以来のWindows Phoneであり、発表・発売当時はかなり注目を集めていたことは記憶に新しいことでしょう。同年11月にWindows 10 Mobileへのアップグレードサービスを開始し、翌月にはプリインストールモデルの販売も行われました。

このMADOSMA Q501の発売以降、国内向けにWindows 10 Mobile搭載スマートフォンが数多く登場したこともあり、ある意味でWindows Phoneの顔ともいえるような機種です。

さて、そんなMADOSMAもWindows 10 Mobileになってから約1年が経ちました。1年経った今、Windows 10 Mobile事情はどう変わったのか、これから購入する機種としてはどうなのか。これから数回の連載に渡って再評価をしてみます。

MADOSMAとは

MADOSMA Q501はタッチキー搭載のタイプ。

マウスコンピューターから販売されている、Windows 10 Mobileの搭載スマートフォンです。アップデート前はWindows Phone 8.1であった為、国内向けにいち早く登場したWindows Phone 8.1搭載スマートフォンとしても知られています。Windows 10 Mobile搭載のデバイスとしてはミドルレンジクラスの性能であり、一般向けのホワイトカラーの他に、法人向けとしてブラックカラーのモデルも販売されています。「MADOSMAシリーズ」は現在、このMADOSMA Q501(Q501A/Q501AO)と、その後継機であるMADOSMA Q601がラインナップされています。

MADOSMA Q501は過不足のないスペックと比較的安価な価格という、非常に手を出しやすいモデルであることも大きな特徴であるといえるでしょう。Windows PCとの親和性も高く、Officeが使える手のひらサイズのWindowsとして使うことが想定されています。店頭であれば25,000円前後、通販の場合は12,000円程度で入手可能です。

薄くて軽い、それでいてシンプルなデザイン

5インチサイズで厚みは8.4mm、重さはたった125gというそのボディは、手にしたときその軽さにきっと驚くことでしょう。このコンパクトさでありながら、Windows 10 Mobileを動かすために必要なものがギュッと詰まっているのです。また、全体的なデザインも飾り気のないシンプルな構成となっており、過度に目立たない素朴さが本機の魅力とも言えます。サービスとして、初めから保護フィルムが貼り付けてあるのも好印象ですね。

裏返してみると、MADOSMAのロゴとWindowsのロゴが見受けられ、Windowsの携帯電話であることがひと目で分かります。そして、その裏蓋を開ければmicroSDカードスロットやSIMカードスロットを見つけることができます。いずれも差し込むタイプのスロットではないので、SIMアダプターなどを利用しても詰まって取れなくなるなんてトラブルとは無縁です。尚、microSDカードは付属品に含まれており、16GBのものが同梱されています。

今時珍しい着脱可能なバッテリーは2,300mAh。それでも省電力なハードウェア構成に加えてWindows 10 Mobileは比較的省電力なOSなので、一般的な使い方であればバッテリーの心配をする必要は殆どないことでしょう。必要であれば予備のバッテリーを購入する事もできます。

幅広いネットワークに対応、本来の用途である電話としても

LTEを使ったデータ通信が可能で、Band 1や3、19といったドコモの主要な周波数帯に対応。3Gでの通話に関しても、FOMAプラスエリアであるBand XIX(Band Ⅵを含む)にも対応していますので、山間部などでも繋がりやすい設計となっています。

ただ単にWindowsのスマートフォンとして売り出しただけではなく、ちゃんと日本の通信事情に合わせて作られています。昨今では珍しいことではなく当たり前の仕様ですが、やはりビジネス用途にも安心して使えるのは非常に重要なことですね。

Windows 10 PCとの高い親和性

PCのWindowsで編集したOfficeドキュメントを、外出先で閲覧・編集したいと思ったこと、一度はありますよね。MADOSMAには、Office Mobileというドキュメントの表示や編集が可能な各Officeアプリが同梱。PCで作成したOfficeドキュメントをOneDriveを介してそのまま閲覧や編集が行えます。

このOffice Mobileは非商用の用途であれば、無料で基本的な編集機能を用いることができます。(使用するデバイスの画面サイズが10.1インチ以下かつMicrosoftアカウントでサインインしている場合)Office 365契約ユーザーであれば商用利用が可能になり、高度な編集機能も用いることができます。

MADOSMA Q501には、Office 365サービス(1年分)のセットモデルであるMADOSMA Q501AOというモデルが存在します。Windows 10 Mobileやその他OSで利用できる、Office Mobileを商用利用する場合はOffice 365の契約が必要ですので、このMADOSMA Q501AOを選ぶとお得にOffice 365のサービスを利用できます。ビジネス用途として個人的に購入を検討しているのであればおすすめです。Office 365のサービスを契約していない場合、Office Mobileを商用利用すると利用規約違反となるので注意しましょう。

その他にも、パーソナルアシスタントのCortanaを使って不在着信やメッセージ、アプリの通知をWindows 10 PCへ送ってもらうことや、Windows 10 PCとの接続時にセットアップを行うことなくデータのやり取りが行えます。

ビジネスでの利用を視野に入れたスマートフォン

安価かつシンプルなデザインでありながら、携帯電話として必要な要件をしっかり満たしていること、そしてOffice 365サービスセットモデルなど、ビジネスで活用してもらうことをひとつの目的としていることが感じられたかと思います。

もちろん、一個人が普通に携帯電話として使うことも可能ですし、Windows 10 Mobileを試してみるのにも最適な機種です。

最終的にどういった用途で使うかはユーザーに委ねられますが、MADOSMA Q501はサブ機・入門機としておすすめしやすいスマートフォンです。Windows 10 Mobileに興味があるのであれば、まずはMADOSMA Q501から検討してみてはいかがでしょうか。

次回は、ハードウェア性能的にどんなことがやれるのかを探っていきます。


MADOSMAQ501

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