Windows 10 Mobileと新しいモバイルデジタルライフ

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Mar, 25

Continuumが標準仕様となりつつあるWindows 10 Mobileスマートフォン新機種たち

いよいよVAIO Phone Bizの発売日が決定しました。
日本のWindows 10 Mobileの扉を開いたのはMADOSMA Q501です。そして新たな層を開拓しているのがNuAns NEO。
この日本のWindows 10 Mobileスマートフォンの核とも言える2機種に、新たにVAIO Phone Bizという選択肢が新たに加わることになります。

さて、この後にもユーザーが気になるラインナップのリリースが控えています。1つはエイサーが昨年に日本市場投入を予告していた「Liquid Jade Primo」、HPがKDDIと法人展開する「Elite x3」、そしてマウスが突如発表した「MADOSMA Q601」の3機種です。

読者も気になる、その3機種をまずは比較してみましょう。

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機種名 Liquid Jade Primo Elite x3 MADOSMA Q601
メーカー 日本エイサー 日本HP マウスコンピューター
画面サイズ 5.5インチ(Full HD) 5.96インチ(WQHD)  6.0インチ(Full HD)
プロセッサ Qualcomm MSM8992
Snapdragon 808
(2コア1.8GHz + 4コア1.4GHz)
 Qualcomm MSM8996
Snapdragon 820
(2コア 2.15GHz +  2コア 1.6GHz)
 Qualcomm MSM8952
Snapdragon 617
RAM 3GB  4GB  3GB
内部ストレージ 32GB  64GB  32GB
外部ストレージ Micro SD  Micro SD  Micro SD
LTE 未確認  FDD-LTE 1/3/5/7/8/19/20/26/28
TDD LTE 38/39/40/41

 FDD-LT 1/3/8/19/28(B)
TDD-LTE : 38/40/41

WCDMA 未確認 1/2/4/5/8  1/6/8/19
GSM  850/900/1800/1900  850/900/1800/1900  2G Quad Band
Wi-Fi 802.11ac  802.11 a/b/g/n/ac 802.11 ac/a/b/g/n
Bluetooth v4.0、A2DP、LE  Bluetooth 4.0+LE  4.0
リアカメラ 2100万画素 1600万画素  1300万画素
フロントカメラ 800万画素  800万画素  500万画素
USB Type-C  Type-C Type-C
サイズ(縦×横×幅) 156.5×75.9×8.4mm  161.8×83.5×7.8mm  160×82.3×7.9mm
重さ  150g  195g  176g

※Liquid Jade Primoは、各国向けでの違いや日本国内版の詳細なデータが公表されていなため、LTE、WCDMAともに「未確認」としています。

Liquid Jade Primo

Liquid Jade Primoについては、今年半ばにも登場するのではないかという憶測も出ています。
2016年2月より欧州などで発売していますが、国内版は時間がかかっていることから、LTE、WCDMAともにチューニングが行われているのでしょう。ハイスペックな仕様のみならず、Continuum機能にも対応しており、専用のクレードルを用いてディスプレイと接続することが可能です。Continuumの動作に必要なメモリは出力する画面解像度によって異なり、720pで2GB、1080pで3GBとしていまが、Jade Primoは3GBを搭載しており、1080pでのContinuumをサポートしています。
なお、グローバル版のLiquid Jade Primoは、USB Type-C対応のドッキングステーションが付属となっているのにかかわらず、欧州での価格は569ユーロ(約71,500円)と、日本向け版の価格にも期待がかかります。

Elite x3

Elite x3は、KDDIから夏以降に法人向けに発売されるWindows 10 Mobileのスマートフォンで、個人向けに販売される予定は今のところアナウンスはなく、個人向けに販売された場合の価格なども一切発表されていません。よって今のところ、一般ユーザーが手に入れる方法は「法人契約」できるユーザーに限られます。
スペック的には現在発表されているWindows 10 Mobileスマートフォンの中でもモンスター級といえます。KDDIの取り扱いということで、ネットワークはau 4G LTE、WiMAX 2+、キャリアアグリゲーションに対応。その他にも、IP67相当の防水・防じん、耐衝撃、生体認証として虹彩認証に対応します。
Continuumは、Snapdragon 820という超高性能プロセッサを採用するため、無線だけでなく有線でのが利用可能です。
なお、価格は2016年3月25日現在、未定となっています。

MADOSMA Q601

突如ベールを脱いだマウスのMADOSMA Q601。
マウスの第2弾Windows 10 Mobileスマートフォンとなる同機は、OSにWindows 10 Mobile、6インチのフルHDディスプレイ、プロセッサはSnapdragon 617(8コア最大1.5GHz)、メモリ3GB、ストレージ容量32GB、メインカメラは1300万画素といった高性能なスペックになっています。
搭載されているSnapdragon 617はサポート対象なので無線接続でのContinuum機能が利用可能です。
なお、価格は未定。発売時期は2016年夏以降と発表されています。

Continuumはデフォルトの機能となる?

リリースをひかえる3機種ともにContinuumに対応しており、今後ContinuumはWindows 10 Mobileスマートフォンにおける標準的な機能の1つとなりそうです。
そもそもWindows 10 Mobileスマートフォンは「ビジネス用途の2台目」としての需要が高く、そのニーズに応えるにはやはりContinuumの必要だといえます。低価格の入門機からハイスペックモデルへとシフトしていくことで、Windows 10 Mobileスマートフォンの本来の目的へと近づきつつあるのではないでしょうか。

 

 

執筆:甲斐寿憲


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