Windows 10 Mobileと新しいモバイルデジタルライフ

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Jun, 30

Windows 10の中核を担う UWPアプリ、UWPブリッジの現状と未来

Windows 10 Mobileユーザーなら当たり前のように話し、利用している「UWP」。そもそも、このUWPとはどういうことなのか、今回は改めて考えてみましょう。

UWPは、その名の通り「Windowsデバイスにおいて共通的に活用することを目的としたプラットフォーム」です。ですのでアプリに関して、正しくは「UWPアプリ」と呼ぶのが正しいでしょう。UWPアプリは簡単に言うと「Windows 10のPCでもスマートフォンでも使えるように開発された共通アプリ」という認識で間違いはありません。

共通のコアAPIセット、AppXパッケージ形式を使ってパッケージ化することで開発されたWindows 10対応アプリは、PCやタブレット、スマホなどのほか、XboxやSurface Hubを含む、すべてのWindows 10デバイスでの利用が可能になっています。ユーザーインターフェースは、デバイスの画面のピクセル数に基づいて自動的に調整され、様々な画面サイズへの対応、各種操作方式のサポートがされています。UWPアプリはMicrosoftのWindowsストアを通じて提供されています。
UWPアプリはWindows 10世代の大きな特徴である、「One Windows」というコンセプトの中核といっても問題無いでしょう。

モバイル向けのアプリについては、UWPの仕組みを利用して、他のプラットフォーム向けに作ったアプリケーションをUWPに簡単に移植できるような仕組みも用意されています。
「UWPブリッジ」というAndroid、iOSからの開発ツールを使うことで、ほとんどコードの変更なしにAndroidアプリ、iPhoneアプリがWindowsスマートフォンでも実行可能となるとWindows 10 OSリリース直後にはアナウンスされていました。
現状で米Microsoftは、2015年8月にiOS用ブリッジ(コードネーム「Islandwood」)はオープンソースとしてGitHubで公開していますが、2016年2月24日に発表したのリリースによると、残念ながら正式にAndroidアプリ用ブリッジの提供は中止になっています。これにより、モバイルのコードをWindows 10のデバイス(に移行するためのUWPブリッジは、iOS用のブリッジだけになりました。とはいえ、現状ではiOSとAndroidのアプリは同じタイトルがリリースされている状況なので、両方のブリッジが「必ずしも必要」という訳ではないと思われます。

今回、簡単にですが、UWPの概念、UWPブリッジについてざっくりとご紹介しましたが、残念ながら現状ではユーザー数の多いPC向けのリリースが多いことは周知の事実です。また海外メーカーの海外向けのタイトルの開発や移植が多く、日本国内の人気タイトルが少ないのも悩みの種です。今後、モバイル向けの開発とリリースが活発になっていくことを編集部も願っています。


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