Windows 10 Mobileと新しいモバイルデジタルライフ

News
Oct, 23

PCおよびモバイル向けにWindows 10 Insider Preview Build 14951を配信

Microsoftは現地時間10月19日、Windows 10 Insider Preview Build 14951をFast ringに設定しているユーザー向けに配信しました。詳細なビルド番号は10.0.14951.1000。ビルドがダウンロードできない問題に遭遇してしまい解決できなかったため、今回はMADOSMA Q501での確認を行っておりません。(詳細は後述します)

概要

高精度タッチパッドの更なる改善や、Windows Inkの最新機能、カメラ周りのアップデートが主な内容となっています。

より洗練された高精度タッチパッドのカスタマイズ(PC)

カスタムジェスチャーに任意のキーボードショートカットを登録したり、音量調整を行えるようになりました。リセットボタンにも変更があり、完了するとチェックマークが表示されるとのことです。

Windows Inkの改善(PC)

14951_protactor

Windows Ink ワークスペースにおいて、ペンの色と幅を変更するためドロップダウンメニューを2回開く必要がなくなりました。ペンの調整を行った後、描画を開始するとドロップダウンメニューは自動で閉じます。

また、ステンシルが導入されました。これにより、円弧や円を美しく描くことが可能になりました。Windows Inkの分度器ツールは、分度器とコンパスの機能を持ち合わせています。2本指でのピンチジェスチャーで分度器のサイズを変更し、その分度器の側面に沿って描くことができます。

写真に書き込み

フォトアプリのバージョン16.1017.10000.0から、写真に対してWindows Inkの機能を利用することができるようになりました。書いたInkは静止画や動画として共有できます。

カメラインターフェースの一新(PC/Mobile)

  • シャッターボタンがハイコントラストな見た目に
  • セルフタイマーを横のトグルメニューで設定可能に
  • カメラUIの設定から行うことができます
  • 新しいズームスライダーによりズームが容易に
  • より目立つようになったキャプチャアニメーション
  • カメラ切り替えボタンの変更
  • PCではスペースキーでシャッターを切ることができます

living images機能をSurface Book,Surface Pro 4,Surface Pro 3そしてSurface 3で体験することができるとのこと。

また、SDカードに大きな動画を保存できるようになったほか、shot-to-shotのサポート、カメラの起動時間の短縮など、パフォーマンスの向上がされました。

開発者向けのエクスペリエンス向上(PC)

開発者モードを有効にした後、PCを再起動する必要がなくなりました。

ナレーターの改善

表の利用されているウェブページにおいて、ヒントテキストを読むときに情報の読み方を遮らないようにする動作改善など。

Windows サブシステムのアップデート

  • Ubuntu 16.04(Xenial)をサポート、do-release-upgradeコマンドで手動アップデートが行えます
  • Windows / WSLの相互運用、WSLのコマンドプロンプトからWindowsバイナリが実行できます

詳細情報はWSLブログWSL MSDNWSLリリースノートのページをご覧ください。

モバイル向けの修正内容

  • フィードバックに基づき、フランス語キーボードに対して句読点のルールについての更新を行いました。
  • カメラのシャッター音のエントリが抜けている問題の修正(設定>個人用設定>サウンド)

PC向けの修正内容

  • Connected Stanby利用時、Surface Book及びPro 4におけるブルー・スクリーン問題の修正
  • アプリのインストール先がドライブの4Kセクターに設定されていたため、0x80073cf9エラーでForza Horizon 3やGears of Warを始めとするサードパーティ製ゲームをストアからインストールできなかった問題の修正
  • ReCore、Gears of War 4、Forza Horizon 3、Killer InstinctそしてRise of  the Tomb Raiderなどのゲームが起動できない問題の修正
  • コマンドプロンプトやPowerShellなどのコンソールウィンドウが、異なるDPIスケーリングを持つ2つのモニタ間の内側に正しくスナップされない場合がある問題の修正
  • タスクバーの時計とカレンダーのFlyoutで表示される議題アイテムが、主要なカレンダーの色を使っていた問題の修正
  • ドメインに参加しているデバイスで、サインインオプション内の「アカウントにPINを追加」ボタンがグレーアウトして利用できなかった問題の修正
  • 非常に多くの曲が登録されたプレイリストの曲順を変更しようとするとGrooveミュージックがクラッシュする問題の修正
  • Caps Lockキーを無効にするなど、レジストリエディターを利用してキーボードをリマップしている場合、今後のビルドからその変更を持続するように移行ロジックを変更しました
  • Adobe Photoshop Expressにおいて、写真のトリミングを行うとアプリがクラッシュする問題の修正
  • SmartScreen機能が有効になっているとき、Microsoft Edgeでダウンロードした.csvファイルや.xlsxファイルが時々「別のユーザー」が編集しているためロックされてしまう問題の修正
  • 仮想マシンのRemoteFXアダプタを有効にすると、予期しないエラー(0x80004005)で電源オンに失敗する問題の修正

モバイル向けの既知の問題

  • フィードバックHubやGrooveミュージック、ニュースなどの認証のされたアプリにおいて、サインアウトを行うとそのMicrosoftアカウントでサインインすることができません。フィードバックHubにサインインできない場合は、フォーラムを介してフィードバックを送ることができます
  • 先週配信したBuild 14946をインストールしたデバイスを再起動すると、Windowsロゴ画面が表示されているブートサイクル中に「スタック」を引き起こします。このスタックは一時的なもので、20~30分程度でロックスクリーンに移行します。恒久的な影響はないため、デバイスをリセットしないでください。デバイスをリセットするために、ブートサイクルが終了するよりもより長い時間を要することになります
  • Excelがシートを追加した後にフリーズします
  • モバイルネットワークのデータ使用量の制限を設定していると、制限を超えた際に頻繁に制限超過の通知を受け取る状態になることがあります。この問題を解決するには、一度データの上限設定を削除し、再度設定を行ってください
  • このビルド(Build 14951)のダウンロードが0%のまま停止してしまい、立ち往生してしまう問題の調査を行っています。詳細はフォーラムを参照してください。

※ダウンロード問題解決のための方法について

上記フォーラムより抜粋。この状態から抜け出すために検証されている方法が4つあります。

最速の方法

  1. 充電器に接続
  2. ビルドの受け取りレベルを一旦「スロー」にしてから「ファースト」に戻す
  3. 機内モードに設定
  4. 設定>時刻と言語>日付と時刻より「日付と時刻を自動的に設定する」をオフに
  5. 日付を7日先に変更
  6. ホームに戻って、デバイスを再起動
  7. 再起動後、機内モードをオフに
  8. アップデートを確認
  9. エラーコードで失敗することを確認
  10. 日付を元に戻す
  11. アップデートを確認
  12. 再び失敗する可能性がありますが、それで問題ありません
  13. 再びデバイスを再起動
  14. アップデートを確認
  15. チェックが成功すると14951のダウンロードが開始されます
  16. 追加手順として、スローリングに設定→アップデートを確認→ファーストリングに設定→アップデートを確認というプロセスが必要になるかもしれません

最もかんたんな手順

  • 5日後にタイムアウトされるので、5日後にトライします

少し面倒な手順

  • デバイスを初期化してからアップデートをします

最も面倒な手順

  • WDRTを用いてロールバックを行う

いずれもうまくいく保証があるわけではありませんが、試してみるのも手です。

PC向けの既知の問題

  • フィードバックHubやGrooveミュージック、ニュースなどの認証のされたアプリにおいて、サインアウトを行うとそのMicrosoftアカウントでサインインすることができません。フィードバックHubにサインインできない場合は、フォーラムを介してフィードバックを送ることができます
  • スケッチパッドで分度器を使用しているとクラッシュすることがあります
  • サードパーティ製のセキュリティ対策ソフトを利用している場合、そのPCはこのビルドへの更新および以前のビルドへのロールバックが完了できない場合があります

Windows Ink関係の更新が目新しく感じる更新となりました。しかし、PCとMobile双方で幾つかの厄介な問題も発生しているため、このビルドへの更新は慎重になる必要がありそうです。Insider Previewに参加しているのであれば、入念なバックアップやWDRTの準備は行っておくべきです。それなりのリスクを覚悟してフィードバックを行っていきましょう。

Announcing Windows 10 Insider Preview Build 14951 for Mobile and PC | Windows Experience Blog


3

No comments