Windows 10 Mobileと新しいモバイルデジタルライフ

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Nov, 10

PCおよびモバイル向けにWindows 10 Insider Preview Build 14965を配信

Microsoftは現地時間11月9日、Windows 10 Insider Preview Build 14965をFast ringに設定しているユーザー向けに配信しました。詳細なビルド番号は10.0.14965.1001。本記事ではMADOSMA Q501にて確認を行っています。

概要

タブレットから外部モニターのコントロールが簡単に(PC)

virtual-touchpad

仮想タッチパッドを使用することで、マウスを接続することなく外部モニターの操作を行うことが出来るようになりました。タスクバーのタッチパッドアイコンをタップすることで、仮想タッチパッドが表示されます。

仮想タッチパッドでは、これまで複数のビルドに渡ってカスタマイズされてきた、高精度タッチパネル向けの設定を活かすことができます。

付箋アプリのアップデート(PC)

Fastリングでは本日より付箋アプリの最新版(1.2.9.0)を利用することができます。具体的なアップデート内容は以下の通り。

  • より多くの言語や地域のサポート
    • 複数の英語ロケールやスペイン語、フランス語、イタリア語、日本語およびポルトガル語で、ドイツのためのflight detectionを追加。
    • 全てのロケール用のメールとURLの認識を追加。(中国語、韓国語、日本語を除く)
    • 電話番号の認識を追加。(英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語)
    • 米国のための住所認識のサポートを追加。(英語、スペイン語)
    • Cortanaのリマインダーで、時間認識を追加。(イギリス、オーストラリア、インドでの英語)
    • $ MSFTなどの株式認識を追加。(複数の英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、日本語、ポルトガル語)
  • 付箋の認識機能が自動的にオンになっていない場合は、”「…」>設定アイコン>Enable insights”を有効にしてください。※本機能は、現在アクティブになっているキーボードの言語に基づいています。その為、付箋入力中にキーボードを切り替えると、認識機能が表示されない場合があります。
  • 入力中の元に戻すとやり直し(Ctrl +ZとCtrl + Y)などの問題を修正。
  • テキスト入力のパフォーマンスを改善。
  • 付箋アプリのアップデートは簡単です。新しいアップデートが利用可能な場合、アプリ内に表示される「アップデート」をクリックするだけです。
  • UIやUXの改善とパフォーマンスの向上をお楽しみください。

これらはフィードバックに基づいて作られています。付箋アプリの最新版では、Ctrl + B(太字)、Ctrl + I(イタリック)、Ctrl + N(新しいメモ)、Ctrl + D(ノートを削除)などの、キーボードショートカットをサポートしています。コピーアンドペーストを容易にするのための新しいコンテキストメニューや、ノートサイズの縮小なども追加されています。

Windows Ink ワークスペースの改善(PC)

  • Windows Ink ワークスペースに表示される、最近使用したアプリの数を6つに増やし、ペンの設定へのリンクを追加しました。
  • 非常に沢山のInkが存在するスケッチパッドの読み込みパフォーマンスを改善。
  • 分度器で、(スクロールする方向に応じて)マウスホイールを使った拡大縮小を使用できるように。
  • Windows Ink ワークスペース上で付箋アプリを使っているとき、バックグラウンドをタップすると警告音が鳴る問題を修正。
  • 分度器のサイズを変更するなどでスケッチパッドがクラッシュする問題の修正。
  • ペンとWindows Ink設定を更新。手書きのトレーニングツールへのリンクが含まれています。手書き入力のサンプリングを行って学習する機能のようです。

レジストリエディターのアドレスバーを強化(PC)

フィードバックに基づき、レジストリエディターのアドレスバーに2つの新機能が追加されました。

  1. Ctrl + Lでアドレスバーにフォーカスすることができます。既にAlt + Dのショートカットをサポートしていますが、幾つかの人が代わりにCtrl + Lを使用することを好むため、このどちらかを利用することができます。
  2. アドレスバーでHKEY名の簡略表記を使用することができるようになりました。(HKEY_CLASSES_ROOT→HKCR、HKEY_CURRENT_USER→HKCU、HKEY_LOCAL_MACHINE→HKLM、HKEY_USERS→HKU)

Hyper-V仮想マシンの改善(PC)

先週のビルドでスケーリングオプションをサポートするようになりましたが、十分なスペースがあるにもかかわらず、仮想マシンのウィンドウがスクロールバーを表示してしまうサイズで作成される場合がある問題を修正しました。

設定した拡大レベルは保存され、次に仮想マシンを立ち上げたときにも有効になるようになりました。また、タスクバーが上に設定されていたときに、仮想マシンのウィンドウを最大化するとタイトルバーが塞がれる事がある問題を修正しました。

PC向けの修正内容

  • Internet Explorerが起動後、しばらくしてからクラッシュする可能性がある問題を修正。
  • フランス語(フランスまたはカナダ)でCortanaを利用しているとき、「<写真・動画・自分撮り>を撮影する」コマンドが、カメラアプリを開くことを予想するのではなく、Bing検索にリダイレクトしてしまう問題を修正。
  • 幾つかのグラフィックスに改善を行うことで、フルスクリーンモードのゲームをプレイしているときに、Win + Lが押されたときのレスポンスを向上。
  • 外部モニターに接続しているとき、DPI変更に対応するためにAlt + F4のシャットダウンダイアログを更新。DPI変更後に再起動するか一度サインアウトするまで、タスクバーの通知領域のアイテムがDPI変更後の大きさになる問題の修正。
  • ネットワーク共有上でフォルダを作成したり名前の変更をする際に、エクスプローラーがクラッシュする事がある問題の修正。
  • スタートメニューにおいて、Outlook カレンダータイル上のテキストがややぼやける問題の修正。
  • 削除されたファイルが、0バイトのサイズでエクスプローラー上に表示される場合がある問題を修正。
  • ログイン後に時々Windowsのデフォルトロック画面が表示される場合がある問題を修正。
  • タスクマネージャー上でアプリを右クリックし、「ファイルの場所を開く」を選択した後にエクスプローラーがクラッシュする問題を修正。
  • ビルド14965から、UAC設定やスタートアップショートカット、スタートメニューにピン留めされていたフォルダのショートカットなどをアップグレード後も保持されるようにロジックを更新しました。
  • Groove ミュージックなどに見られるXAMLで記述された垂直方向のリストが、予期せぬアニメーションを起こす問題を修正。
  • Cortanaに「予定を作成」と入力したとき、Cortanaから提案された「予定を作成」をクリックするとCortanaがクラッシュする問題を修正。
  • Microsoft Edgeでファイルのダウンロードをキャンセルした後、次のダウンロードファイルのためのプログレスバーが、先程キャンセルされた時点で止まっているように見える問題を修正。
  • 日本語入力システム(IME)がデスクトップの左上に候補ウィンドウを表示してしまい、Office 2016や他の幾つかのテキストエディタにテキストを入力することができない事がある問題を修正。

モバイル向けの修正内容

  • フランス語(フランスまたはカナダ)でCortanaを利用しているとき、「<写真・動画・自分撮り>を撮影する」コマンドが、カメラアプリを開くことを予想するのではなく、Bing検索にリダイレクトしてしまう問題を修正。
  • Cortanaに「予定を作成」と入力したとき、Cortanaから提案された「予定を作成」をタップするとCortanaがクラッシュする問題を修正。
  • 英語(インド)でのテキスト予測のパフォーマンスを改善。
  • データ使用状況の設定で、データ通信量の上限を無制限にしても制限の上限値を設定するよう求めてくる問題を修正。また、デュアルSIMの携帯電話で各SIMのデータ使用を区別することでデータ通信量の上限を設定することが容易に。その他「使用状況の詳細」でソートのドロップダウンが広かったことを含む幾つかの問題を修正。
  • 音量調整や設定でスライダーを調整してもナレーターがフィードバックをしなかった問題の修正。
  • 新しいビルドにアップデートした後、移行の問題によりMicrosoft Edgeが起動に失敗することがある問題の修正。

PC向けの既知の問題

  • エクスプローラーからExcelファイルをダブルクリックして開くとMicrosoft Excelがクラッシュします。回避策は、Excel内からファイルを開くことです。
  • マイクロソフト数独やジグソーパズル、マインスイーパー、Taptiles、トレジャーハントのようなマイクロソフトスタジオのゲームは起動時にスプラッシュスクリーンでフリーズすることがあります。

モバイル向けの既知の問題

  • ビルド14951または14955へ更新するために「日付の変更」を行う回避策を使用していた場合、デバイス上のMicrosoft アカウント(MSA)チケットの有効期限が切れる必要があり、その後に今回のビルドが提供されます。(今後はその回避策を使用しないでください!)もし日付の設定を30年後に設定してしまった場合は、デバイスをリセットする必要があるでしょう。
  • 今後数週間、デバイスに追加の言語やキーボード、音声パックをインストールすることができません。新規にインストールすることは出来ませんが、既にインストールされているものについては引き継がれます。この問題の回避策として、WDRTを用いてロールバックを行い、必要な言語パックやキーボード、音声パックをインストールした後にFast ringの最新ビルドへアップデートすることができます。

2016年11月のBugbashについて

Bugbashは13日まで実施されます。また、このビルドはBugbashのために利用することができます。Bugbashの開始方法についてはフィードバックHubの記事で知ることが出来ます。(ここをクリックするとフィードバックHubが開きます

エンジニアリングチームでは、フィードバックを介して積極的に問題を理解し、次に何をすべきか優先順位付けを行っています。フィードバックのカウントはWindows 10の重要なエンジニアリング上の意思決定を行うことの助けになります。

また、週末にライブストリーミングでのBugbashクエストを行う予定です。(太平洋標準時11月12日の午後1時~3時)https://beam.pro/WindowsInsider

ひとこと

モバイル向けは修正のみとなりました。既知の問題も前回同様となっています。仮想タッチパッドがサポートされたのは面白いですね。タブレットでの操作が快適になりそうです。ショートカット周りなどの提案もどんどん取り入れられているので、フィードバックは積極的に行っていきましょう。

Announcing Windows 10 Insider Preview Build 14965 for Mobile and PC | Windows Experience Blog


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